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岡山市、肩の痛み、肩のケガ、肘の怪我、五十肩、脱臼、スポーツリハビリ、野球、投球治療

肩の痛み

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肩の痛みについて

頸椎症

頸椎症

肩とはどの辺りのことでしょう。頚から腕にかけての広い範囲を示すこともあれば、肩関節のみを示す場合もあります。
肩の痛みの原因はいろいろなことを考える必要があります。肩関節の病気、ケガ、頸椎からの神経症状(図:頸椎症)、肩こり(胸郭出口症候群など)、狭心症などの循環器系疾患、膵臓などの消化器系疾患、肺がんなども原因になります。特に成人の方は内科疾患にも注意する必要があります。
ここではいわゆる肩関節の主な疾患について説明します。

五十肩について

五十肩ってどんな病気?

中年層に生じる肩痛全てを五十肩ですましている方が多いようです。五十肩の診断は非常に難しく、外傷(骨折、脱臼、腱損傷や捻挫)や腫瘍といったはっきりとした原因がわからず、いつとはなく痛みが生じ徐々に動きが悪くなるものを五十肩と診断します。一般に40台後半から発症しやすくなります。40台後半になると腱が弱ったり、肩周辺の筋力のバランスが悪くなることが関与するようです。肩のほかに腰、股や膝関節の病気のために姿勢や歩き方をはじめ体全体の使い方に以上を来たすことから生じることもあります。また、糖尿病や高脂血症の患者さんは五十肩になりやすいようです。ただ、MRIや超音波など近年の画像診断の進歩により腱の小さな傷も診断できるようなってきたことで、今まで五十肩と診断されたものの中には腱板断裂など具体的な病名がつく場合が増えています。知らないうちに2、3ヶ月の間に徐々に硬くなってしまうこの疾患は日常的に多い疾患であるにもかかわらずまだまだ原因が掴めていないのです。

なぜ、動きが悪くなるのでしょう?

関節は関節包というひとつの袋に包まれており、通常はこの袋はゆとりがありしかも柔軟性があるので各方向に動かすことができます。ところが、五十肩ではこの袋が硬く小さくなってしまい動かすことができる範囲が激減してしまいます。

五十肩は治療しなくてもいつかは治るのでしょうか?

確かに治療を行なわなくても痛みがとれる方がいます。しかし、痛みがとれていても肩の動きが悪いままであることが少なくありません。五十肩ではなく別の病気(腱板断裂が多い)であることもあります。五十肩の治療は早期に開始するほど早く治りますので医療機関を受診して下さい。多くの方は発症して3ヶ月くらい経過してから受診されますが、この頃にはかなり動きが悪くなっており、軽快するまでに半年から1年かかることがあります。逆に症状が軽いうちに治療を開始すれば治療期間は短くなります。

五十肩の治療法は?

痛みが強い場合はまず鎮痛治療を行ないます。鎮痛剤の内服、場合によっては関節内注射を行ないます。内服薬では少量のステロイド薬を使用すると効果的であることがあります。投与期間は1ヶ月から2ヶ月です。そして痛みが軽くなってきたら運動療法を行ないます。硬くなった袋を少しずつ広げてゆくイメージです。腰、膝などの調子が悪い方はこの部の治療も大切です。糖尿病や高脂血症の方は関節が硬くなる傾向がありますので血糖やコレステロールのコントロールも必要です。リハビリテーションでは、肩関節、肩甲骨部周辺の筋肉、関節を柔軟にしてリラックスできるようにします。肩関節の動きを正常にするにはその動きに関連する肋骨の動き、腰背部の筋肉などの動きも調整する必要があります。運動療法で動きの改善がない場合は、硬くなった関節包内に麻酔剤を注入し、その圧力で広げ、さらに各方向に授動して可動域を改善することもあります。まれに強い痛みが続き動きも悪いままでどの治療法にも反応しない場合があります。この場合は全身麻酔下に関節鏡視下手術により硬くなった関節包を切開して広げます。

石灰沈着性腱板炎について

石灰沈着性腱板炎とは?

石灰沈着

石灰沈着

中年の女性の方で急に激しい肩痛を生じることがあります。痛みのため肩を動かすことができず、安静にしても強い痛みのため寝ることさえできなくなります。この原因の多くは肩関節を動かす最も重要な原動力である腱板の中あるいはその周辺に石灰が溜まり炎症をきたすことで生じます(図:石灰沈着)。女性に多く発症し、季節の変わり目に発症する傾向があります。

石灰沈着性腱板炎の治療は?

急性期の治療は関節内注射(部分的石灰除去)が最も効果的です。超音波ガイド下に注射しますので正確に穿刺することができます。激痛を我慢するのは苦痛を伴いますので早めに処置を受けるのが得策です。その他に消炎鎮痛剤や石灰を吸収させるための内服薬を使用します。まれに慢性化した石灰が肩を動かす際の引っかかりの原因となり強い痛みを生じることがあります。関節内注射やリハビリテーションが無効の場合は関節鏡視下に石灰除去を行なうことで症状が改善します。

腱板断裂について

腱板断裂とはどんな怪我?

腱板断裂MRI

腱板断裂MRI

腱板は肩を動かす原動力となる腱であり、40歳代には少しずつ使い傷みが生じ年齢とともにわずかな外傷で損傷するようになります。若年齢から重労働に携わっている方の中には気づかないうちに断裂が生じて次第に大きな断裂になっている場合もあります。転倒や転落などの強い外傷や高齢者の場合物を持ち上げるなどわずかな外傷によっても断裂が生じます。その際は強い痛みが伴い、腕が挙がらないなど運動障害が出現します。外傷によらず安静時痛や夜間に痛みのため睡眠障害をきたすことも腱板断裂の特徴ある症状です。よく五十肩などと判断し医療機関を受診せず、正しい診断されないまま適切な治療が行なわれないことがありますので気をつけてください。診断は実際の症状やレントゲン、超音波、MRI(図:腱板断裂MRI)といった画像診断を用いて総合的に行ないます。

腱板断裂は手術しないと治らないの?

一旦傷の入った部分は自然修復しないと言われています。しかし、受傷直後の痛みは軽減することもありますし、内服薬や関節注射により殆どなくなることもあります。また、リハビリテーションにより残された腱板の機能訓練や肩の動きを補助している肩甲骨周辺や腰背部の筋肉の訓練を行なうと動きが改善し、痛みも軽減することが多いです。このような治療を行なっても痛みが続く場合は手術治療を行ないます。手術の決定は患者さんの症状、日常生活や仕事での使用状況そして患者さん自身の希望を考慮して決定します。年齢が若く外傷がはっきりしている場合は手術治療を勧めることが多いです。

手術する場合の方法は?

以前は皮膚を切開し筋肉の間を裂いて深部に進入する方法が主でしたが、現在は関節鏡という4mm径のカメラで術部を観察しながら修復する方法も広まってきました。この方法は損傷した腱板と関係のない正常な筋肉をはがすことなく行なえます。手術は入院して全身麻酔で行ないます。手術後の固定は約1ヶ月ですが、リハビリテーションは手術後2、3日から開始します。リハビリテーションはとても重要であり、治療の50%以上を占めると言っても過言ではありません。日常生活、仕事への復帰は断裂の大きさや腱自体の傷み方、仕事内容により調整します。
また、断裂がとても大きい場合や断裂してから長期経過している場合は完全修復が困難になります。この場合は大腿部の筋膜を移植する方法、肩周囲の筋肉を腱板の代わりに使えるように移行する方法を選択します。その他人工関節置換術を行って治療することもあります。

肩関節脱臼について

肩の脱臼とは?

脱臼X線

脱臼X線

最もよく起こる脱臼は前方脱臼と言われるものです(図:脱臼X線)。転落して手を突いたときやスポーツではバスケットボール、ラグビーなどのコンタクトスポーツやスキー、スノーボードでもよく生じます。生まれつき関節の緩い方は小さな外力で脱臼することがあります。脱臼すると腕は動かせなくなります。できるだけ早く医療機関で整復してもらうことが必要です。そして約1ヶ月間固定します。脱臼した際に関節靭帯という脱臼を防止しているバンドが損傷していたり(脱臼MRI)、骨折を伴っていることもあり(山道でガードレールがない状態を想像して下さい。ガードレールがなければ車が道からはみ出ると谷に転落してしまいます)、固定により損傷した靭帯が修復されるのを阻害しないようにします。時に脱臼しかけた状態から自然に整復されることがあります。亜脱臼といいますが、この場合には痛みが残っても腕を動かすことができるので医療機関を受診しない方がいます。しかし、この場合もきちんと治療していないと損傷した靭帯が修復されないので亜脱臼を繰り返すか、完全脱臼に移行します。
リハビリテーションでは、肩関節を安定化させる働きを持つ腱板筋の強化、上腕骨頭の受け皿となっている肩甲骨の動きが活発になるように訓練します。そのために胸部、背部、骨盤などの動きも訓練します。

何度も脱臼する場合は?

脱臼、亜脱臼の際の靭帯損傷が修復されなかった場合は、ほんの少しの外傷で脱臼を繰り返すようになります。具体的には衣服の脱ぎ着、くしゃみ、伸びをするなど日常動作でも脱臼が起こるようになります。これでは、脱臼の恐怖心で日常生活、仕事、スポーツができなくなってしまいます。
その場合には手術治療を行ないます。通常は関節鏡というカメラで関節内を観察しながら靭帯や骨折部の修復を行ないます。約1ヶ月の固定を行います。スポーツ復帰は3ヶ月が目安ですが、種目により慎重に開始する場合もあります。靭帯損傷が重症である場合、骨欠損が広範囲の場合やスポーツの種目(柔道、ラグビー、アメフトなど何度も強い外傷を受けやすい)によっては骨移植を追加する強固な修復を行います。

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